Jan 08, 2009
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何でもかんでも、がっつくんじゃない! 巨人・原監督が5日の日本ハム戦(東京ドーム)後、2年目の長野久義外野手(26)を名指しで痛烈に批判した。
シングルヒット4本で零封負け。貧打について問われた原監督は3秒ほど沈黙した後、「なんと答えていいか…。見ての通りだよね」と自嘲の笑みさえ漏らした。
唯一の好機は2点を追う6回。2死二、三塁と一打同点の場面で、先月28日から3番に座る長野は低めのボール球を立て続けに空振りし、簡単に追い込まれてしまう。最後も外角低めのボール球のチェンジアップを引っかけ、遊ゴロに倒れた。
この打席で投じられた5球はすべてボール球。原監督は「あえて長野の名を出すけれども、少ないチャンスでストライクを振ることができないというのが…。もっと試合の状況を考えてもらわないと」と名指しで苦言を呈した。さらに「ボール球を振るだけでは、ベーブ・ルースだって打てない」と、自らが生まれる10年前にこの世を去った伝説の強打者を引き合いに出し、猛省を促した。
原監督は長野が1年目だった昨季から、ことあるごとにボール球にがっつく悪癖を指弾してきた。ヤクルトとの昨季最終戦では、9回1死満塁で長野がボール球に空振り三振。サヨナラのチャンスを逃すと、ベンチの指揮官は鬼の形相となり、ペットボトルを思い切り壁に投げつけた。
今年1月の講演会でも原監督は「『なんであんなボールを振るんだ? 黙っときゃあ四球じゃないか!』と思うことがあった」と明かしている。だがその試合後、父で元東海大監督の貢氏に「長野はいい選手だなあ。辰徳、しっかり育ててやれ」と声をかけられ、「子供じみた見方で長野を見ていた自分の頭を、後ろからガーンとなぐられたような心境でした」と思い直したという。
長野は大きく育てると心に決めた逸材。この日の名指し批判も、「子供じみた」感情任せでなく、あくまで英才教育の一環と信じたいが…。当人の心にはどう響くか。
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サッカー日本代表は7日、日産スタジアムで国際親善試合のキリンカップ最終戦チェコ戦に臨む。日本は1日にペルーと0−0で引き分け。チェコも4日にペルーと無得点で引き分けており、日本がチェコに勝てば、4大会連続の優勝が決まる。試合のカギを握っているのが両GKだ。
昨年のW杯南アフリカ大会直前にレギュラーの座をつかみ、リールス(ベルギー)移籍でさらに磨かれたGK川島(28)。1日のペルー戦は試合終盤、相手の猛攻にさらされながら、川島の好守連発で辛うじて引き分けた。
新布陣の3−4−3は、DFの両サイドにスペースが生まれる弱点があり、川島の指示に負う部分は大きい。「チーム全体で前へプレスをかける戦術。DFをうまく動かし、逆サイドは常に注意したい」と川島。
一方チェコのGKは、2004年欧州選手権で4強入りの原動力となったペトル・チェフ(29)。196センチの長身で世界屈指の守護神。04年に加入したチェルシーではリーグ制覇、欧州チャンピオンズリーグ決勝も経験している。
ペルー戦では至近距離からのシュートを防ぐなど、好セーブを連発している。手ごわい壁が日本の前に立ちはだかる。
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阪神は5日のオリックス戦で今季ワーストの14失点で大敗し、借金はついに「10」と2ケタに膨らみ最下位に転落。この日先発した久保康友投手(30)の左脇腹故障が発覚と、チームが窮地に立たされるなか、なんとマット・マートン外野手(29)が自身のメジャーリーグの“字引”をひもといて阪神のV字回復を予言した。
阪神移籍後最短の1回0/3でKO降板した久保は左の背中の痛みを訴えて試合中に病院に向かった。レントゲンとMRI検査をした結果は「左腹斜筋の挫傷」。脇腹を痛めて、今後はチームに帯同せず出場選手登録を抹消されることになった。
久保は「試合前から、といえば試合前ですね。試合中のプレーで痛めたのとは違います。過去に痛めたことはない部分。歩く分にはなんともないですが…」と投球再開まで様子見が必要。ここまで3勝とチームの勝ち頭の離脱は阪神にとって“泣きっ面に蜂”だ。
日本では過去借金9から優勝したチームは皆無。日本で前例がないなら…と、米国の例を引っ張り出してきたのが、元メジャーリーガーのマートンだ。
「いいチームでも調子が出ない時はある。2007年と2009年のコロラドロッキーズを調べてみてほしい。どちらの年のチームも最初の2カ月の成績は酷かったが、2007年はワールドシリーズに出たし、僕がいた2009年にもプレーオフに出た。今年のレッドソックスだって、最初の2週間を2勝10敗でスタートしたのが、今では首位だ。何かが変われば自分たちもいいところまで行ける」
07年のロッキーズは松井稼頭央(現楽天)が在籍していたため、日本でもその逆転劇は話題となった。開幕から2カ月で25勝29敗と勝率5割を下回っていたが、9月途中から22戦21勝と神懸かり的に勝ち進み、ワイルドカードからプレーオフ負けなしでナ・リーグチャンピオンシップを制覇。球団創設以来初のワールドシリーズに進出した。
2009年はマートンもロッキーズの一員としてチームの“ジェットコースター”を体験。6月頭までは20勝32敗の借金「12」まで膨らんだが、クリント・ハドル監督が途中解任され、ジム・トレーシー監督が就任してからチームが軌道に乗り、最終的に90勝72敗でワイルドカードでプレーオフに進出した。
マートンは2回にT−岡田の右翼線二塁打の打球をファンブルして一走の後藤に本塁生還を許す痛恨のエラー。このプレーについては「自分のエラーで点が入ってしまった。決して受け入れるべきことではないが、ああいうことも野球をやっていると出てくるものだと思う」と割り切り、自分のミスも自分でフォローしてしまうほど、とことん楽観思考だ。
敬虔なクリスチャンのマートン。果たして「預言者」のようにこれからの破竹の快進撃を言い当てられるのか。
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